今年も毎年恒例の’のぶさと農楽耕(のうがっこう)’による棚田オーナー事業の稲刈りイベントが行われました。
それに先立って農楽耕のメンバー(住民有志)による準備が行われました。
今年の稲刈り期は例年に無い悪天候続きでしたが、オーナー田稲刈りの当日はなんとか雨が降らずに準備、イベントを行うことが出来ました。
↓刈って、束ねて、はぜかけ(はざかけ)をします。
参加するオーナー様の数も限られるため事前にある程度刈り取りし、残った部分をオーナー様を中心に手刈りして、はぜかけをしてもらいます。長野市の農業政策課やJAグリーン長野にも支援してもらっています。
イベント後も恒例の懇親会を行い、今年も無事にイベントは終了しました。
が、その後も悪天候が続き台風を避けるために脱穀作業のスケジュールが変更になる等自然の厳しさを痛感します。
雨続きで田んぼはぐちゃぐちゃですが、後日脱穀を行いました。
現在の信里地区では脱穀にハーベスターを使うことが多いようです。稲刈りから脱穀まで行えるいわゆるコンバインでは信里地区で行っているはぜかけ(はざかけ)の乾燥工程が無くなってしまうことや、コンバイン本体が大きすぎて小さい田んぼが多い信里のような中山間地域では使いづらいことなどがその理由です。コンバインとハーベスターの使い分けるシチュエーションを井関農機のサイトにわかりやすく書かれていました。井関農機 コンバイン
↓これがコンバイン
↓こちらがハーベスター クボタハーベスター
機械とはいえ、全てやってくれるわけでは無いのではぜ足の設置・撤去、機械への稲の投入、籾袋の入れ替え等手作業の部分も多いです。
取れたお米は玄米でオーナーの皆さんにお届けします。
足場のコンディションが悪いので通常の3倍ぐらい疲れました。
作業を終えて家に帰ってちょっと休むつもりが気がついたら数時間経っていて夜にあった会議を寝過ごしてしまいました。
いろんなものを犠牲にして作られたお米なので大切に食べていただきたいですね。
来年もオーナー様を募集する予定です。イベントに参加しなくてもオーナーになれますので遠方の方なども是非お申込みください。
(地域おこし協力隊 橋本)