信里小学校と地域防災

信里

毎月行われている信里地区の総務部会(区長会)で今回は信里小学校の防災学習の取り組みについて校長先生が説明する機会があったので機材の手伝いがてら見てきました。

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電子地図に危険箇所情報等を登録してネット上で見られるようにするものです。
信州大学教育学部の廣内先生の研究室やNPO法人ドゥチュウブ信里小学校、そして地域が連携しているこの取り組み。作業を通じて防災だけでなく地域を知ることにも繋がっています。指導を受けながら地元小学生が現地調査をし、入力作業までやるという教育の内容がとても実践的で素晴らしいですね。

現在はまだ情報が整理されていないため一般公開する段階では無いようですが今後見られるようになるそうです。

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現時点でも一応見られるようになっています。参考程度にご覧ください。

防災教育カリキュラム開発と子供がつくる地域防災マップ(PC推奨)

色々な活性化策はもちろん必要なことですが、安心安全に住める環境を作ることは何よりも先にしなければいけないと感じます。

電子化で省スペースだったりどこでも見られたりというのは非常に便利ですが、高齢者などあまりインターネットを利用しない人達でも簡単に扱えるようにする支援やユーザビリティについても考えていかなければなりません。紙ベースで配布したりという使っていない人への配慮も少子高齢化の進む過疎地域では限界がありますので全員が使えるようにする、そこからは自助というのが次世代の防災や福祉で必要なことでは無いかと思います。

(地域おこし協力隊 橋本)

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